こんにちは、浜谷亮平です。
僕はたまに頼まれてホームページ制作や画像加工、映像を行なっています。
で、僕が画像加工で使っているのは『Affinity Photo』というアプリなんですが、使い方がわからないこととかあると調べて作るのですが
Affinity Photoの記事ってまずない!
まぁPhotoshopを使ってた人が脱Adobeしたり、新しいソフトを調べている人が使っているアプリなので記事数は多くないです。
なので自分の備忘録的にこのブログに書いていこうと思います。
お仕事にされている方ならわかりませんが画像加工はAffinity Photoで十分だと思います。
買いきりで高い時で¥6,000。安くて半額になるので経済的だと思います。
もくじ
タイトルの多重露光エフェクトって?
下のような Aの写真の上にBの写真を重ねて作った写真です。

そこまで難しいものではないので、実際に作ってみます。
最初に完成イメージ

今回はこんな感じの作品を作ってみました。
作成時間は15分〜30分くらいでできると思います。
用意するもの
で、この加工はまず写真を2枚用意します。
1枚目
1枚は輪郭(虎の部分)の部分。
背景との境目がハッキリとした写真が良いです。
じゃないとすごく作りづらいです笑

ちなみにこの画像は無料画像ダウンロードサイトのpixabayからダウンロードしました。
2枚目
2枚目は上に重ねる写真で、風景の写真が良いと思います。
夕焼けや夜空の写真が良い感じになると思います。

こちらの写真はpixabayと同じ 、無料画像ダウンロードサイトからunsplashからダウンロードしました。
同じ写真はこちらからダウンロードできます。
実際に作ってみる
では実際に作ってみましょう!
ステップ1 輪郭になる画像を開く
ステップ2 虎の部分だけ選択します
背景はいらないので虎だけ切り抜くために、 まずは虎を選択範囲します。
選択範囲をする

画像の選択ブラシツールを選びます。

虎の部分だけをドラッグして選択(点線で囲う)し、
ちょっとだけ範囲選択したいのであれば、shiftボタンを押しながらドラッグで先ほどより小さい範囲で選択することができます。
選択しすぎた時はoptionボタンを押しながらドラッグすると解除もできます。

この工程ではそんなに細かくする必要はないので、ざっくりと選択して、次の工程でもっと細かく範囲選択をしていきます。
境界線の調節
『選択ブラシツール』を選択していると画面の上の方に下の画像のように『調節』があるのでそれをクリックしてウィンドウを開きます。


そうすると『枠幅』や『滑らかにする』などを調節
他に調節ブラシの『マット』を選択し、 ドラッグしていき、体毛の細かい部分まで選択していきます。
これで完了しましたら、『適用』をクリックして完了です。
ステップ3 切り抜き
選択範囲が出来上がったので切り抜きましょう。

レイヤーパネルの丸で囲っている『クイックマスク』をクリックします。
これで虎だけを切り抜くことができました。

これで虎だけを切り抜くことができました。
ここまでできればもう少しです!
ステップ4 背景を好きな色にする
このままでは背景が透明になっているので 、 一応背景を塗りつぶしておきます。

レイヤーパネルの『ファイルマーク』をクリックして、新規ピクセルを作ります。

その新規ピクセルを選んで左のツールバーから『塗りつぶしツール』を選んで白くします。


その白くしたピクセルを一番下に持ってきます。
これで白背景に虎だけが表示されている
画像が出来上がりました。
(わかりずらいですね;)
ステップ5 もう1枚の写真をのせる
2枚目の風景写真を同じキャンバス上に載せます。
写真はフォルダーからキャンバスに、ドラッグすると載せることができます。

虎が隠れるように位置と大きさを変えてください。
ステップ6 モードを通常からスクリーンに変更

レイヤーの中に『標準』となっているところがありますが、それを『スクリーン』にします。

これで虎に二重露光がかかりました。
ステップ7 露光の強さを変える
露光は部分的に調整できますので、そちらもやってみましょう。
『ペイントブラシツール』を選んで画面の上、『ツールオプションバー』でブラシの設定をします。
幅は大きめで、不透明度は20%、硬さは0%にします。

これで露光部分が強くしたい部分をドラッグすると濃くなります。

薄くしたいときは『取り消しブラシツール』を使うと露光を弱くできます。
この2つを使って顔はしっかりと見せ、体は夜空を強調させればグラデーションのように、下にいくにつれて二重露光が強くなっていきます。
これでかなり良い感じになりました。

ステップ8 色調補正
仕上げに色を調整していきます。


半月マークをクリックすると『明るさとコントラスト』が出てくるのでそこをクリックします。

さらに『カラーバランス』でイジると鮮やかでキレイになりますし、好きな色に染めることもできます。
ステップ9 完成!

ついでに写真の上に文字も載せてみました。
文字は統一感を出すために虎と同じ風景の写真を使っています。
文字の切り抜き方は下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
では今日はこの辺で
田舎でだって成功できます!
したらね〜